当たり前ではありますが、ニュージーランドと日本では文化が違うため、教育システムや基本理念に違いがあるといわれています。中でも「テファリキ」と呼ばれるニュージーランド独自の教育理念は世界からも注目を浴びています。
日本のように集団行動に重きを置くことはなく、あくまでも子どもがチャレンジしていることや興味のあることを中心に成長を促すことに重点を置く教育方針のようです。
幼児教育者の需要は?
幼児教育はニュージーランドでも人気のある職種の一つでもあります。そして出生率は先進国の中ではかなり上位にあり、アメリカやカナダ、UK、そしてデンマークやノルウェーといった北欧諸国(1.6~1.8)よりも高い2.03となっています。
出生率と仕事の需要が直接比例するわけではありませんが、人口増加の続くニュージーランドでは幼児教育の重要性が減少することは考えにくいのではないかと思います。
1. 入学資格と英語力の準備
幼児教育(Early Childhood Education)へ入学するためには、コースによって高校卒業資格以上が必要となります。例えば以下のケースを参考にしてください。※コースや学校によって異なります。お問い合わせください。
- 1年間のディプロマコース(Level5)の場合、高校卒業以上でIELTS5.5以上
- 2年間のディプロマコース(Level6)の場合、高校卒業以上でIELTS5.5以上
- 3年間の学士コース(Level7)の場合、大卒以上でIELTS7.0以上
2. 卒業後の進路について
Level7のコースを卒業後、Education Councilに登録し、保育園か幼稚園に就職します。