
ニュージーランドの高校は4学期制
ニュージーランドの高校(College/high school/Grammar School)は4学期制で、必修科目とその他選択科目を履修します。 高校では全国統一試験の NCEA(National Certicicate of Educational Achievement)という試験を受験します。カリキュラムも全国統一試験のNCEAの範囲に沿っているため、学校間でも大きな学習の差もなく、国際的な中等教育水準にも合致しています。
原則的に、高校1年生(Year 11)ではNCEA Level 1、高校2年生(Year 12)ではNCEA Level 2、高校3年生(Year 13)ではNCEA level 3を受験する必要があります。
ニュージーランドの大学や専門学校に進学する場合は、必修基礎科目として指定されている科目を受験し合格する必要があり、高校1年生の時点から将来の 専攻を見据えた勉強が必要となります。
学年と学力が比例しないニュージーランドの教育システム
ニュージーランドの高校は、日本の大学のような「単位制」だと考えていただくとわかりやすいでしょう。 原則的に所属の学年は生年月日や英語力を考慮して決定され、年齢に応じ進級はできます。 しかし選択する教科のレベルは、各学生のレベルに合わせて設定されるため、各学生により様々となります。 実際の学年と学力が別のものだと考えられているのも、ニュージーランド教育システムの特徴となります。